こんにちはやしがにーです。
今日は現在注目を集めているジェネレーションのお話をしてみたいと思います。
近頃ではよくTwitterやネット記事、テレビ番組などで目にしたり耳にする機会の多くなった、
Z世代などと言われる、アレですね。
何かとっても特別な世代のように思えてくる呼称ですが、実際のところはどうなのでしょうか。
なぜ注目を浴びるようになったのかや、どの世代のことをそのようにカテゴライズするのかなど
気になったので調べてみました。

この記事を読めば
⚫︎Z世代、α世代とは
⚫︎世代で分ける意味とは
といったことがわかります

なんか近頃よく聞く単語だよね。せっかくだからこの機会に知っておこうかな
Z世代、α世代とは
初めに行っておきますと、この世代分けには明確な時期や区分があるわけではありませんでした。
それどころか、呼び方も様々であり明確な定義なども存在しません
このZ世代やα世代というような呼び方をよく耳にしますが、実はこれらはとてもあやふやなものなのです
現在、語源として世界的にも広く言われているのは、
カナダの小説家ダグラス・クープランドが、自身の著書の中で特定の世代のことを【未知の世代】という意味でジェネレーションXと表現したことが始まりといわれています
その後、ジェネレーションXの次の世代ということでアルファベットのYやZを使って各世代を表現してきたものとされています
そして、ラテンアルファベットの最後のZの次にあたる文字としてαが採用され、現在Z世代の次の世代のことをα世代と呼ぶようになったということです
では、Z世代とα世代に特徴はあるのでしょうか
それぞれ挙げてみたいと思います
Z世代とは
- 1990年代中頃から2000年代初頭に生まれ、2022年現在10代前半から20代半ばの年齢の世代のことを指す
- 幼少期からスマホやタブレットに親しみそれらのデジタルデバイスを使ってSNSなどで情報収集やコミュニケーションを日常的に行う、いわばスマホネイティブ
- もの(商品)よりもコト(サービスや経験)に価値を見出す傾向が強い。つまり、自分の良いと思う物事に対してそれを所有することよりも時間を消費することが一般的な価値観となっており、トキ消費などとも言われることがある
- 持つことよりシェアすることを好む
- 競争に勝つことよりも自己実現や社会貢献への欲求が強い
- コストパフォーマンスよりもタイムパフォーマンスを重要視する傾向にある
- 結果、マイカー離れやサブスクリプションサービス、シェアリングエコノミー、エシカル消費などがZ世代を表現するものとなっていくことになる
- 2020年代半ばにはZ世代の大半が社会に出ることになり、いわゆる消費の中心や消費の主役となっていく
α世代とは
- 2010年代以降に生まれた21世紀生まれの2022年現在、最年長でも12歳(小学6年生)の年代のことを指す
- 生まれた時からスマホやタブレット、Alexaといったスマートデバイスが既に普及しており、最新のデジタル技術に慣れ親しんでいる
- キャッシュレス決済やアプリ内課金などデジタルなお金にも慣れ親しみ、広告を含むウェブコンテンツなども【自分仕様】にパーソナライズされていることが当たり前とも感じている
- withコロナの生活様式が彼らの人生の大部分を占めており、そういった経験が彼ら彼女らにとってはごく当たり前のこととして内在している。在宅でのリモート学習やステイホーム、オンラインゲームやストリーミング配信の視聴など、外で人と会うことなく接することなく楽しむエンターテイメントとの接点が増え、これらが当たり前のことだとと強く感じている
- オンライン上での【体験を共有すること】が当たり前となっており、インターネット上やメタバースで自身の分身でもあるアバターによるコミュニケーションを違和感なく行える
- Z世代と比較しても、文章より画像や動画を好む傾向がより一層強い
- アルファ世代が世代が消費の主役になるのはまだ先だが(2030年以降)世界のα世代は20億人にも達し、歴史上でも最大数の世代になるだろうと言われている
といったような特徴があります
世代で分ける意味とは
では次に、このような世代で分けることに何か意味はあるのでしょうか
というのも、このような世代分けは分断を生んだり促進することにもなり得るという考え方もあるそうなのです
『私たち以前の世代の人たちとは考えかたや価値観が違うから』とか、
『最近の若いものはこんなこともわからないのか』や、
『こうすればいいのに、自分達には分からないからやらないなんて』
といったようなことですよね
ここまで書くともうお気づきだと思いますが、以上の事柄は日常でよく見聞きする言葉や態度だったりしませんか
家庭の中や会社の中でよくあるあの感じですよね。
ともすれば、このようにカテゴライズされ易い状況は分断を生み易い状況になってしまうということですです
ですが、裏を返せば世代間の理解にも役に立つということでもあります
この世代はこういった社会状況やテクノロジーの進み具合などが影響してこのような価値観や考え方になりやすいのだなとか、特定の世代をターゲットにして的確にそこにリーチさせることを目的にそれぞれの世代の特徴を活用してみたり、これらを使うことで特定の世代が次に注目しそうなことを根拠を持って予想してみる、といったようなことですね
さらに言うなれば、
各世代の考え方や価値観というものは、幼少期から社会に出るまでの、
- その期間の社会常識やテクノロジーの進化レベル
- その期間の、まだ自分の親世代が自分に関わる事柄に対して判断を下す機会が多いことからくる親世代の価値観
に、大きく影響を受けるということです
このような本質的な部分に目をやると、
分断ではなくむしろ相互理解の助けになりそうですよね
世代分けというよりは個性の見つけ方のような見方で見ると良いのかもしれません
まとめ
以上で今回の記事はおしまいです
みなさんどうでしたでしょうか、近頃よく耳にする言葉でしたから知っていることも多かった方もいらっしゃるかもしれませんね
世代分けやジェネレーションの違いですが、本質に目を向けようとすると最初に受けた印象とはまた違った見方や考え方にもなりますよね
ジェネレーションに関しても本質を探るようにして前向きに活用していきたいものです
さて、最後にですが世界では人口動態の側面からもこのZ世代やα世代が注目を浴びていることが分かりました
では日本はどうでしょうか
日本のZ世代やα世代は、世界の状況のように自国の人口に対して多くの割合を持っているのでしょうか
答えはノーですよね
むしろ少子化の日本においてこの世代は全体のパイは少なく、マーケットとしても影響力は小さいでしょう
ですが世界はここの世代に響く商品やサービスをこれからどんどん作り出し、公開提供してゆきます
ということは?私たち一人ひとりにとってはどのような影響やチャンスがあるのでしょうか
物事の本質を捉えようとするならば、そのようなことに考えを及ばせることにもなります
また勉強すべきことが出てきましたね
今回の記事が何かあなたの考えるきっかけになれたら嬉しいです
それでは
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